鈴鹿PG、J3参入へ聞き取り Jリーグ、自治体協力評価 三重

【ヒアリングを終え会見に臨む(右から)鈴鹿ポイントゲッターズ運営会社の吉田社長、鈴鹿市の末松市長、県サッカー協会の岩間会長=鈴鹿市役所で】

三重県鈴鹿市を拠点に、国内アマチュア最高峰の日本フットボールリーグ(JFL)に所属している社会人サッカーチーム「鈴鹿ポイントゲッターズ」の運営会社アンリミテッドは2日、JFLからJリーグ3部(J3)参入への要件の1つ、「Jリーグ百年構想クラブ」認定に向け、鈴鹿市や県サッカー協会とともにJリーグのヒアリングを受けた。

Jリーグ側からはクラブ経営への不安が示された一方、地元自治体などの協力体制に一定の評価があったという。可否は25日の理事会で決まる。

同チームはJリーグ基準を満たす拠点スタジアムを来年、市内の県営公園に完成させる計画を進めている。スタジアム建設に当たっては官民で協議体を立ち上げ、交通アクセスなどの問題解消に当たるという。

この日鈴鹿市役所に同社の吉田雅一社長、末松則子市長、県サッカー協会の岩間弘会長が集まり、リモート参加の木村正明・Jリーグ専務理事からクラブの経営状況、支援体制などの聞き取り調査を受けた。

調査後、木村専務理事はクラブの印象について、特に地元経済界との連携不足から「脆弱な組織と言わざるを得ない。Jリーグに入会した後、相当な努力が必要と思われる」との感想を述べた。

その一方で「地元自治体の熱意を感じた」とも語り、「クラブ自身の努力、地域のサポートで、素晴らしいクラブの誕生を期待している」と話した。吉田社長は「準備してきたことを全て出せた。市長からも力強い言葉を頂いた。認定を頂き、Jリ―グ入りに一歩近づきたい」と話した。

県内では桑名市に事務局を置くJFLの「ヴィアティン三重」が昨年、県内クラブで初めてJリーグ百年構想クラブに認定され、J3ライセンスも取得している。