津 合唱演奏で希望と元気を ひさい音楽祭、無観客で 三重

【無観客の会場で演奏する久居西中吹奏楽部の生徒ら=津市久居東鷹跡町の久居アルスプラザで】

【津】三重県津市久居地区を拠点にする市内の音楽団体が演奏する「第24回ひさい音楽祭」(同祭実行委員会と津市主催)が31日、同市久居東鷹跡町の久居アルスプラザであった。新型コロナウイルスの感染再拡大を受け無観客で開催し、小学1年生―80歳代の合唱や演奏のグループ7団体が日頃の成果を発表した。同公演は4月以降にZTVの行政チャンネル「プラザ津」で放送する。

旧久居市時代から続く歴史ある音楽祭。コロナ禍で開催が危ぶまれたが出演者の人数制限や転換時の消毒、換気など感染防止対策を徹底し開いた。

公演に先立ち岩田直行実行委員長(68)が「音楽には沈んだ気持ちを和らげ生きる希望を与える力がある。元気の源を届けたい」とあいさつ。マンドリンとギターのアンサンブル、弦楽五重奏、リコーダーの合奏などがあった。久居少年少女合唱団の16人はマスク姿で伸びやかな歌声を響かせた。

久居西中吹奏楽部は「となりのトトロ」のメドレーを演奏。黒田稟華部長(14)は「見に来る人がいなくて残念だったがこの形でもできてよかった。集まって練習する時間がじゅうぶん取れなかったが成果は発揮できたと思う」と話した。