新たに17人感染 新型ウイルス三重県内、1人死亡

三重県は29日、10代―80代までの男女計17人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの新規感染者が20人を下回るのは11日ぶり。県内の感染者は延べ2146人となった。

また、県は新型コロナウイルスに感染して県内の医療機関に入院していた70代の男性が28日に死亡したと発表。入院当初は重症でなかったが、急激に容体が悪化した。県内感染者の死者は30人となった。

県によると、新たに判明した感染者は、四日市市で5人、鈴鹿市で3人、桑名市と津市、伊賀市で2人ずつ、菰野町、伊勢市、志摩市で1人ずつ。このうち5人の感染経路が分かっていない。

四日市市の70代男性と鈴鹿市の40代男性は、クラスター(感染者集団)の発生が確認されていた鈴鹿中央総合病院(鈴鹿市)の入院患者。この病院で判明した感染者は68人となっている。

また、伊勢市の70代男性は、25日に感染が判明した志摩市に住む80代男性の濃厚接触者として検査を受けたところ陽性と判明。2人は21日、県内の店舗を一緒に利用していたという。

鈴木英敬知事は29日のぶら下がり会見で、県内初の感染確認から30日で1年となるのを前に「不安な思いと緊張感の1年だった。医療負荷の軽減やワクチン接種、経済の再生などに努める」と語った。