四日市の代表的文化財紹介 市文化会館で企画展 三重

【「鳥出神社の鯨船行事」を紹介するコーナー=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市市安島の市文化会館で29日、「四日市の文化財展」が始まった。市内に数ある文化財の中からユネスコ無形文化遺産の「鳥出神社の鯨船行事」をはじめ代表的な4つの文化財を展示物やパネル、映像で紹介している。市教育委員会主催。31日まで。

「鳥出神社の鯨船行事」で練る鯨船の豪華な装飾や長さ約5・3メートル張りぼてクジラなどが並び、神社に練り込む勇壮な祭りの熱気をパネルで紹介している。国指定史跡の「久留倍官衙遺跡」コーナーでは、古代朝明郡役所跡の復元模型や出土した土器、古代衣装をまとった男女の人形などが解説パネルとともに展示されている。

また、国指定天然記念物の「御池沼沢植物群落」の四季の植物、市指定建造物の「旧四日市市役所四郷出張所(四郷村役場)」の完成当時の写真や所蔵物などを展示している。

市教委社会教育・文化財課の担当者は「文化財保存法による保存と活用が叫ばれる中、四日市の宝を知っていただき現地に出掛けるきっかけになれば」と話していた。