湯前君、みんてつ新聞コンクール金賞 「コロナ禍の変化」着目 伊勢・三重

【金賞受賞作品「鉄道withコロナ時代」と湯前君=伊勢市小俣町の市小俣総合支所で】

【伊勢】三重県伊勢市の大湊小学校6年湯前龍真(りょうま)君(12)が、日本民営鉄道協会(東京都)が主催する「私とみんてつ」小学生新聞コンクールで、個人部門金賞(同協会会長賞)を受賞した。「鉄道withコロナ時代」と題し、鉄道会社に取材した内容などをB4紙にまとめ、昨年の銀賞に続く2年連続受賞を果たした。

コンクールは、鉄道をテーマに調査や取材したことを、手書きでB4サイズの新聞形式に仕上げるもの。全国から、個人と学校部門に計3815点の応募があった。

湯前君は幼いころから電車が好きで、小学1年から毎年応募を続けてきた。6年生最後のテーマに取り上げたのは「コロナ禍の駅や鉄道の変化」。昨年春、新型コロナウイルスの緊急事態宣言下で、いつも親しんでいる近鉄の駅ホームの売店が閉鎖され、車両内のつり広告が外されるなど、これまでとは異なる光景を目にしたことがきっかけだった。

夏休みを中心に近鉄宇治山田駅に取材し、感染防止対策や駅利用者の変化などを記事にまとめ、見出しや構成を工夫して2カ月以上かけて仕上げた。

同市小俣町の市小俣総合支所で28日、鈴木健一市長らに湯前君が受賞を報告。「作品には外枠を描かず、窓を開けて換気しているイメージに仕上げた。目標だったトップは逃したが、満足している。とてもうれしい」と話した。受賞作品は、宇治山田駅構内に31日まで掲示されている。