仏像や石造の見かた紹介 紀北町で企画展 三重

【町指定文化財の仏像や石造物について説明する浅原主事=紀北町長島の紀伊長島郷土資料室で】

【北牟婁郡】三重県紀北町の紀伊長島地区にある町指定文化財の仏像や石造物を紹介する企画展「仏像・石塔の見かた―指定文化財についての基礎知識―」が30日から、同町長島の紀伊長島郷土資料室で始まる。3月14日まで。月曜と祝日は休館。

紀伊長島地区には、町指定文化財の仏像や石造物が13点ある。

仏像は手の形「印相」や、持ち物などがそれぞれ異なり、同町島原の円通閣に安置されている円通閣聖観音像は左手に蓮華(れんげ)を持ち、右手は釈迦(しゃか)が説法する姿を表わしている。同町大原の大昌寺に祭られている大原不動明王像は、右手に煩悩を断ち切る宝剣、左手には煩悩を縛りつけて人々を救う羂索(けんじゃく)と呼ばれる縄を持っている。

郷土資料室の浅原俊昭主事(68)は「身に付けている物や持っている物などを知った上で実物を見ると、より親しみを持ってもらえると思う」と話している。