
【松阪】三重県南部の15商工会議所・商工会が共催する第3回「みえのまるみえ大商談会」が27日、松阪市中央町のフレックスホテルであった。44社が出展し、バイヤー約70社とのビジネスマッチングに臨んだ。
松阪と伊勢志摩、東紀州の海産物や農産物加工品などを、県内を中心としたバイヤーに紹介し、販路開拓を図る。東京や大阪、名古屋など都市圏の商談会で成約を目指しても、輸送コストや取引数量の面ではね返されてきたため、地産地消を掲げて企画した。
コロナ対策で各ブースの担当者は1人に限り、商談はズームも活用。順路を設けて密集を避けた。
岡農園(紀宝町大里)のデコポンや、セーフティ・リ・ファーム88(大台町栃原)の有機粉末スティックティ、奥伊勢ななほ農園(大紀町野原)の冷凍木いちごなどがブースを並べ、試食を交えバイヤーに売り込み、別会場で個別商談に当たった。