尾鷲市長選 野田市議が立候補表明 6月投開票 三重

【尾鷲市長選への立候補を表明する野田市議=尾鷲市役所で】

【尾鷲】尾鷲市議の野田拡雄氏(64)が26日、三重県の同市役所で記者会見し、任期満了(7月25日)に伴う5月30日告示、6月6日投開票の市長選に無所属で立候補すると表明した。次期市長選に向けて、立候補を表明したのは野田氏が初めて。現在1期目の加藤千速市長(72)は態度を明らかにしていない。

野田氏は「行政、議会、議員の姿勢や取り組みなどについて市民は満足が得られていないと感じる。公正、明朗なまちづくりを市民と共に市民目線で実現していく」と意欲を語った。

現市政に対して「任期後半から旧態依然のやり方で、突然の尾鷲幼稚園の廃園と認定こども園の設置など議論することなく、施策を推し進めようとしている」と指摘。「保護者らの意見を聞きながら尾鷲幼稚園を存続していきたい」と述べた。

取り組むべきことに財政の健全化や平成30年12月に廃止した中部電力尾鷲三田火力発電所の跡地活用などを挙げた。火力跡地では同市特産の尾鷲ヒノキを活用し、ヒノキのブランド力を高めていく考えなどを示した。

議員辞職せず、立候補に伴い自動失職する予定。

野田氏は県立尾鷲高校、日本大学商学部を卒業。百五銀行へ入行し、熊野支店次長などを務めた。同行の関連会社の百五ビジネスサービスでは尾鷲支社長を務めた。平成29年6月の市議選で初当選し、現在1期目。