松阪市とジョブステマツサカ 障害者雇用率増へ協定 三重

【協定書を示す竹上市長(左)と三村社長=松阪市役所で】

【松阪】三重県の竹上真人松阪市市長と就労移行支援事業所「ジョブステーションマツサカ」(同市日野町)の三村作典社長は25日、障害者が働きやすい市役所づくりの協定を結んだ。障害者雇用の法定雇用率達成を図る。

同市の障害者雇用率は今年度、法定雇用率の2・50%を大きく下回る1・76%だった。さらに4月に法定雇用率が2・60%に引き上げられるため、障害者雇用促進計画を作成し、業務委託している市役所内の清掃や回収した資源物の選別を直営に切り替えるなどして障害者30人以上を雇用し、法定雇用率達成を目指す。4月から庁内清掃業務に障害者8人を雇用する。

協定には、障害者が働く職場環境や業務内容についての助言や、能力開発プログラムの作成、障害を持つ職員に業務指導する職員の育成への協力などを盛り込んだ。

竹上市長は「役所が法定雇用率を守れていない状況は非常によくない。1日も早く改善したい」「委託の仕事を直営に変えていく。ずっと働いてもらう環境をつくる」と話した。

三村社長は「できること、できないことを判断して業務指導に当たっている。長く勤めてもらえるように定着を支援していきたい」と語った。