新型ウイルス 新たに24人感染 伊賀の会社でクラスター 三重

三重県は25日、未就学児から80代までの男女計24人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。伊賀市の会社で新たなクラスター(感染者集団)が発生。県内の感染者は延べ2024人となった。

県によると、新たに判明した感染者は、鈴鹿市で6人、津市で4人、四日市市と伊賀市、玉城町で3人ずつ、いなべ市と東員町で2人ずつ、伊勢市で1人。うち4人の感染経路が分かっていない。

23日に看護師1人の感染が確認されていた市立四日市病院(四日市市)では、新たに看護師2人の感染が判明。この3人とは別に、院内では少なくとも6人の検査結果が陽性となっているという。

県はクラスターが発生した可能性もあるとみて、この病院にクラスター対策グループを派遣。院内の約90人を対象に検査を進めている。病院は25日から複数の病棟で新規の入退院を停止している。

また、クラスターが発生していた武内病院(津市)では、新たに職員3人と入院患者1人の感染が判明。同じくクラスターの鈴鹿中央総合病院(鈴鹿市)でも新たに看護師3人の感染を確認した。

このほか、東洋ビューティー上野工場(伊賀市ゆめが丘七丁目)で勤務する女性10人の感染が分かった。この工場で今月下旬に4人の感染が判明したことを受け、同社が自主的に検査を進めていた。

県は25日、この会社で県内34例目のクラスターが発生したと認定。感染者14人のうち同社の自主的な検査で判明した12人は都内に検体を送付して検査を実施したため、県内の感染者には計上されない。

クラスターが発生していた東洋エアゾール工業の三重工場(伊賀市)でも、新たに従業員2人の感染が同社の自主的な検査で判明。この2人も県内感染者には計上されない。同社の感染者は34人となった。

三重工場と上野工場で勤務する従業員の一部は、同じ食事会への参加が確認されているという。医療保健部の三木恵弘次長は会見で「プライベートでの飲食など、複数の感染経路が考えられる」と述べた。