新型ウイルス 新たに24人が感染、県内延べ2000人に 1人死亡 三重

三重県は24日、20代―90代までの男女計24人が新型コロナウイルスに感染し、県内の感染者が延べ2千人となったと発表した。県内の感染者は先月10日に千人に達したばかりで増加が目立っている。

また、県は23日、新型コロナウイルスに感染して県内の医療機関に入院していた90代の男性が22日に死亡したと発表。入院当初は無症状だったという。県内感染者の死者は28人となった。

県によると、新規感染者は鈴鹿市で10人、津市で4人、四日市市と志摩市で各2人、桑名市、いなべ市、伊賀市、尾鷲市で各1人。県外在住者2人の感染も判明した。10人の感染経路が分かっていない。

うち鈴鹿市の40代―90代男女5人は、クラスター(感染者集団)が発生した鈴鹿中央総合病院(鈴鹿市)の入院患者ら。5人とも整形外科で入院していた。この病院の感染者は46人となった。

同じくクラスターが発生していた武内病院(津市)でも、元入院患者の男性と看護師の感染が判明。この病院で判明した感染者は12人となった。県は男性が入所する介護施設で接触者調査を進めている。

26人の従業員が感染していた東洋エアゾール工業の三重工場(伊賀市)では、同社の自主的な検査で新たに従業員5人の感染を確認。都内に検体を送付して判明したため、県内感染者には計上されない。

24日時点の病床使用率は前日より2・8ポイント高い63・3%となり、11日の64・1%に次いで2番目に高い。医療保健部の三木恵弘次長は24日の記者会見で「医療体制はひっ迫している」と述べた。