選管事務にAI活用 業務効率化で実証実験 都道府県で初 三重

【ぶら下がり会見で、AIの実証実験を発表する鈴木知事=三重県庁で】

三重県選管は21日、選挙関連の法令や判例の検索にAI(人工知能)を活用する実証実験を始めると発表した。業務の効率化を目的とした都道府県初の取り組み。NEC(日本電気)のシステムを活用する。

県選管によると、システムは選挙に関する質問を文章で入力すると、AIが自動的に参考となる法令や判例などを表示する仕組み。単語だけでなく、文章の意味合いを捉えながら的確な結果を導き出すという。

NECから実証実験の依頼を受けて実施を決めた。27日から3月31日まで、県選管の職員が選挙の候補者や市町から受けた質問を入力するなどして検証する。期間中は亀山市長選などが実施される。

鈴木英敬知事はぶら下がり会見で「デジタル技術の活用は自治体にとって避けて通れず、今回のシステムは幅広い業務で応用できると考えている。効果や課題を抽出し、今後の活用を考えたい」と述べた。