新型ウイルス 県内、新たに34人が感染 津の病院でクラスター認定 三重

三重県は21日、未就学児から80代までの男女計34人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。津市内の病院でクラスター(感染者集団)が発生。県内の感染者は延べ1882人となった。

また、県は新型コロナに感染して県内の医療機関に入院していた90代女性が20日に死亡したと発表。入院当初は重症でなかったが、容体が急激に悪化したという。県内感染者の死者は25人となった。

県によると、新たに判明した感染者は、津市で11人、鈴鹿市で5人、四日市市、伊賀市で4人、志摩市で3人、桑名市、亀山市、伊勢市で2人、尾鷲市で1人。うち10人の感染経路が分かっていない。

看護師や看護助手ら計3人の感染が判明していた武内病院(津市)では、入院患者7人の感染が新たに判明。この病院で判明した感染者は10人となり、県は県内32例目のクラスターと認定した。

10人の感染者は同じ病棟といい、県は院内で感染が広がったとみている。既に判明した感染者を除く職員や入院患者ら79人を検査し、うち66人の陰性を確認。残る13人の検査を進めている。

同じくクラスターの発生が確認されていた伊賀市内の会社では、新たに従業員2人の感染が判明。この会社で感染が判明した従業員は23人となった。感染者らは同じフロアで勤務していたという。

また、県は21日、この会社は東洋エアゾール工業の三重工場(伊賀市ゆめが丘七丁目の)と公表。会社側が公表に同意したことから公表を決めた。マスクを外しての会話などが感染経路とみている。