鈴鹿大 女子重量挙げ部創設へ 選手兼コーチに山本選手 三重

【市野聖治学長から内定通知書を受け取った山本真鼓選手(左)=鈴鹿市郡山町の鈴鹿大で】

三重県鈴鹿市郡山町の鈴鹿大(市野聖治学長)は、女子ウエイトリフティング部を創設する。三重郡朝日町出身で、重量挙げの女子64キロ級日本記録保持者の山本真鼓選手(24)=名古屋産業大院=を職員に採用。選手兼コーチの肩書きで活動してもらい、今年秋開催の三重とこわか国体や2024年パリオリンピックでの活躍を支援する。

監督には1976年モントリオール五輪男子フェザー級銅メダリストで、山本選手が名古屋産業大入学時から師事する平井一正氏を迎える予定。20日の内定式で、市野学長から内定通知書を受け取った山本選手は「感謝の気持ちは結果で伝えたい。三重国体優勝は絶対目標。一番の目標はオリンピックで金メダルを取ることなので、国体で世界記録を狙う」と語った。

県立四日市商業高校まで陸上競技の選手。大学から重量挙げを始め5年目の令和元年の日本選手権で日本記録に並ぶトータル213キロをマークして初優勝。パリ五輪強化指定選手にも選ばれた。三重国体を前に、恩師の平井監督と地元で練習できる環境を探しており、県スポーツ協会のトップアスリート就職支援事業も活用し、所属が決まった。

鈴鹿大には幼稚園教諭や小学校教諭など目指す「こども教育学部」のほか国際地域学部にスポーツビジネスを学ぶコースがあり、山本選手らの知見を学びに生かしたい考え。市野学長は「山本選手にはスポーツの魅力、価値を通じて本学を広報する役割も担っていただきたい。学生や教員もトップアスリートの練習を体験したりトレーニング方法など学ぶことができる」と期待を寄せた。