「自分で吸うため」 小学講師が大麻所持 伊勢署が容疑で逮捕 三重

【小学校非常勤講師の逮捕を受けて陳謝する市教委の担当者=津市役所で】

【伊勢】自宅付近で少量の大麻片を所持していたとして、三重県の伊勢署は19日、大麻取締法違反(所持)の疑いで、津市立雲出小学校の非常勤講師山下滉生容疑者(24)を現行犯逮捕した。「自分で吸うために持っていた」と容疑を認めている。

逮捕容疑は同日午前7時半ごろ、伊勢市御薗町長屋の自宅前の路上で、携帯していたポーチ内に少量の大麻を所持していた疑い。

同署によると、大麻所持の情報から捜査を進め、同日山下容疑者の自宅を家宅捜索したところ、山下容疑者が携帯していたポーチから少量の植物片と吸引用とみられるパイプを発見。鑑定した結果、大麻と判明したため現行犯逮捕した。

押収した大麻はおよそ1回分の使用量とみられ、同署は詳しい入手経路などを調べている。

 

■勤務態度問題なかった 津市教委陳謝■
 大麻取締法違反容疑で津市立雲出小の非常勤講師、山下滉生容疑者(24)が逮捕されたことを受け、津市教委は19日、臨時で記者会見を開き「市民の信頼を大きく損なった」と陳謝した。

市教委によると、山下容疑者は昨年7月に採用され、英語や書写などを教えていた。伊勢署に逮捕される前日の18日まで出勤した。市教委は山下容疑者について「勤務態度に問題はなかった」としている。

市教委は山下容疑者の処分を「接見して事実関係を聴き取り、厳正に対処したい」と説明。再発防止に向け、校長会を開催し、各学校長を通じて教職員の服務規律の順守を指導する方針。

森昌彦教育長は「教育に携わる者が逮捕されるということは言語道断であり、極めて遺憾である。このようなことを二度と起こすことがないよう、教職員への指導を徹底する」とコメントした。