新型ウイルス 新たに22人が感染 伊賀の会社でクラスター 三重

三重県は19日、10代―90代までの男女計22人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。伊賀市内の会社でクラスター(感染者集団)が発生。県内の感染者は延べ1822人となった。

また、県は新型コロナウイルスに感染して県内の医療機関に入院していた80代男性が18日に死亡したと発表。入院当初は無症状だったが、その後に発症した。県内感染者の死者は24人となった。

県によると、新規感染者は鈴鹿市で7人、四日市市と津市で5人ずつ、伊賀市で2人、桑名市、東員町、亀山市で1人ずつ。このうち東員町を除く6市町の10人については感染経路が分かっていない。

伊賀市と鈴鹿市に住む30代―60代までの女性3人は、伊賀市内にある同じ会社の従業員。この会社で感染が判明した従業員は13人となり、県は19日、県内31例目のクラスターと認定した。

県は「休憩中にマスクを外した状態で会話をしていたことで感染が広がったと考えられる」とし、約200人の従業員を検査する。社名や業種は「会社の同意が得られていない」として明らかにしていない。

一方、この会社で判明した感染者は、16日の時点でクラスターと認定される5人以上に達していた。県は「当初はプライベートの会食で感染した可能性があるとみて調べていた」と説明している。

このほか、津市内に住む60―90代の男女3人は同居家族。年末年始に兵庫県内から帰省していた家族の濃厚接触者として検査を受けたところ陽性と判明した。県は親族や友人ら3人を検査する。