松阪 新規参入の岩崎工業 市にマスク1万枚寄贈 三重

【自社マスクを示す岩﨑社長(右から2人目)と竹上市長(同3人目)=松阪市役所で】

【松阪】マスク製造に新規参入した岩崎工業(奈良県大和郡山市)の岩﨑能久社長は18日、三重県の松阪市役所で竹上真人市長と面会し、同市広陽町の三重プラントで製造した高品質不織布マスク1万枚を寄贈した。松阪市民病院で使う。

同社はプラスチック製日用品や医療関連製品を手掛けている。マスクの製造は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向け、マスクや消毒液の供給を図る三重県の補助金を活用した。投資額7千万円強のうち、補助金が5千万円。

マスクの特長は、①口元側が肌触りの良いナイロン製不織布②長時間使用しても痛くなりにくい高伸度の耳ひも③ウイルス飛沫(ひまつ)を99%カットする高性能フィルター。1箱50枚入りで個包装2750円、袋なし2500円。

岩﨑社長は「素材はナイロン、ポリウレタン、ポリエチレンで、新規参入に大きなハードルがあったわけではない」「大学病院から高く評価され、海外から引き合いがある。日産10万枚、月200―250枚をめどに、これからフル稼働する」とあいさつ。

竹上市長は「県の補助金の交付先9件のうち3件が松阪市内で心強く、うれしい。コロナはみんなで乗り切らなくては」と感謝した。