予算編成 知事査定がスタート 「コロナ対応最優先」 三重

【県民参加型予算の説明を受ける鈴木知事(右手前)=三重県庁で】

三重県の令和3年度当初予算編成に向けた知事査定が18日、県庁で始まった。21日までの4日間にわたって実施。各部局が要求する予算を絞り込み、来月12日の県議会全員協議会で当初予算案を示す。

鈴木英敬知事は査定の開始に当たって「来年度も新型コロナウイルスの影響は続く。その対応を最優先に取り組んでほしい。メリハリがあり、県民に分かりやすい予算にするように」と指示した。

また、今年の三重とこわか国体・とこわか大会(全国障害者スポーツ大会)についても「大変に大きなチャンス」とし、予算を十分に確保するよう要請。防災減災や国土強靱化の施策も重視するよう求めた。

18日は県民参加型予算(みんつく予算)を査定。総務部は県民などが提案した事業に対する県民投票の結果を示し、有効投票者数は前年度より1068人少ない1769人だったと報告した。

その上で、前年度と同規模の約5千万円を念頭に、得票数の多い事業などを選ぶ方向で検討していると説明。鈴木知事は「県民が関与する重要な予算。なるべく多くの事業を採択してほしい」と述べた。

来年度一般会計当初予算の要求額は前年度比10・5%増の約8183億円で、記録が確認できる平成13年度以降で最高額。新型コロナ関連では107事業の計503億5900万円を要求している。