野生イノシシ11頭が豚熱 三重県内6市町で確認、大台町は初

三重県は15日、津市などの6市町で捕獲された野生イノシシ11頭がCSF(豚熱)に感染していたと発表した。大台町での感染確認は初めて。県内で感染が確認された野生イノシシは284頭となった。

県によると、新たに感染が判明した野生イノシシは津市と名張市で3頭ずつ、松阪市で2頭、大台町、伊賀市、鈴鹿市で1頭ずつ。いずれも地元の猟友会員が捕獲し、15日の検査で陽性と判明した。

このうち大台町の捕獲地点は、これまでに県内で感染が判明した地点としては最南端に当たる。県は伊賀市の養豚場で豚熱が発生したことを受け、今月から調査捕獲の対象を同町などに広げていた。

県は来月中にも野生イノシシ向けワクチンを大台町内で散布する。CSF対策プロジェクトチームは「感染確認地点が徐々に南下している」とし、予定していた県全域での調査捕獲の開始を急ぐ方針。