小規模事業者に補助金 緊急経済会合で県示す 売り上げ減対象 三重

【感染の再拡大を受けて開かれた緊急経済会合=津市羽所町で】

三重県は14日、新型コロナウイルス感染症の再拡大で政府が11の都府県に緊急事態宣言を出したことを受け、津市羽所町のホテルグリーンパーク津で緊急経済会合を開いた。経済団体からは資金繰りの支援などを求める意見が上がり、鈴木英敬知事は売り上げが減少した小規模事業者らを対象に補助金を支給する考えを示した。

商工や金融などに関係する17団体の代表が出席。県の担当者から観光支援策「GoToトラベル」の一時停止による影響や県独自の緊急警戒宣言の内容を聞いた後、必要な経済支援策について意見交換した。

鈴木知事は冒頭のあいさつで、同日に県独自の緊急警戒宣言を発出したと説明し、「経済界、事業者には大変つらい思いをさせるが、ここが踏ん張り所なので感染拡大防止に協力をお願いしたい」と述べた。

意見交換は非公開。県によると、出席者らは「飲食業界が大変厳しいので、納入業者を含めて事業継続のための支援をしっかりしてほしい」「金融機関に返済期間を猶予してほしい」などと訴えたという。

鈴木知事は同日のぶら下がり会見で「小規模事業者の全業種が事業を継続するために活用できる補助制度を作る」と表明。関連予算の提出時期について「遅くとも2月補正予算案で出したい」と述べた。

また、融資の返済期限が迫る中、金融機関に期間の猶予など柔軟な対応を求める意見が上がったことを踏まえ、鈴木知事は「金融機関に対しての要請を近日中に行いたい」との考えも示した。