松阪市と向陽台高校 不登校児童ら支援へ協定 サテライト教室4月開講 三重

【リモートで協定に調印する竹上市長と和泉校長(画像中央)=松阪市役所で】

【松阪】三重県の竹上真人松阪市長と通信制の早稲田大阪学園向陽台高校(大阪府茨木市)の和泉秀雄校長は14日、松阪市役所で不登校やひきこもりの児童生徒を支援する連携・協力協定を結んだ。松阪市春日町に4月、同校サテライト教室「向陽台総合学院」を開校する。

向陽台高校は主に不登校の生徒を受け入れている。向陽台総合学院では大阪の向陽台高校の生徒として在籍でき、3年間で高校卒業資格を取れる。

協定では、不登校の児童生徒への支援と進路保証、学齢期を終えた者に対する学び直しの場や機会の提供などで連携する。

不登校や引きこもりの支援に関する自治体と私立高校の協定は全国的に珍しく、県内では初めてという。

松阪市の令和元年度の不登校児童生徒数は小学校89人、中学校156人で、近年は小中とも県全体の割合を上回っている。

和泉校長は「熱い思いがある。カウンセリングを含め丁寧な指導で一人一人の自立につなげ、誰一人取り残されない地域づくりに尽力したい」と抱負を語った。

竹上市長は「不登校と引きこもりは大きな社会問題。ともに取り組みを進めていきたい」と期待した。