寺社の消防設備点検 鈴鹿市消防、文化財の防火査察 三重

【消防設備の点検などをする消防職員と内田住職(左)=鈴鹿市神戸6丁目の林光寺で】

【鈴鹿】文化財防火デー(1月26日)を前に、三重県の鈴鹿市消防本部は14日、文化財を所有、管理する市内4カ所の寺社で防火査察を実施し、消防設備の点検や維持管理の状況など7項目を確認。4カ所とも問題はなかった。

防火体制の整備や強化推進を目的に、毎年場所を変えて実施。

今年は市消防本部や市文化スポーツ部の職員計4人が、江島若宮八幡神社=同市東江島町=、南陽寺=同市稲生一丁目=、観音寺=同市寺家三丁目=、林光寺=同市神戸六丁目=を訪問。7項目の確認や、水消火器による消火訓練をした。

国指定文化財「木造千手観音立像」を所有する林光寺では、内田景康住職(61)が職員とともに現状確認をしながら、「天井に火の粉が上がるのが一番怖い」と話し、「護摩段の上の排気管をステンレスにし、グラスウールで加工した。善処している」と防火対策について説明した。

査察を終えた市消防本部予防課の萩野六素査察指導グループリーダーは「それぞれが十分注意してもらっており、消火訓練にも積極的に参加してくれた」と総括した。