教諭の差別的発言、再調査へ 生徒側の意向受け 教育長会見 三重

【定例記者会見で、再調査の考えを示す木平教育長=三重県庁で】

家族が新型コロナウイルスの検査を受けた県立高校の生徒に対して40代教諭が差別的な発言をしたとされる問題で、三重県の木平芳定県教育長は14日の定例記者会見で、教諭の発言を再調査すると明らかにした。

県教委によると、教諭は昨年10月、職員室で3年の生徒に進路指導をする際、家族がPCR検査を受けたことを知りながら「お前が来たでマスクするわ」と発言。県教委は教諭を文書訓告としていた。

一方、生徒側は教諭の発言について、実際には「危ないで」との言葉があったと主張。県教委は生徒側の意向を受けて再調査を決めた。調査は外部の弁護士に依頼し、生徒と教諭の双方から聞き取るという。

木平教育長は会見で、再調査の実施を決めた理由を「生徒と保護者に謝罪した際、再調査の意向が示されたため」と説明。「考え得る調査はしたと思うが、違う視点もあるかもしれないと考えた」と述べた。

その上で、弁護士に調査を依頼する理由については「我々が改めて調査をしてもたどり着けるのか、ということもある。弁護士に第三者として調査をしてもらうよう、お願いすることにした」と語った。