きょう県独自「警戒宣言」 酒提供飲食店に時短要請 三重

【ぶら下がり会見で「緊急警戒宣言」を出す考えを示す鈴木知事=三重県庁で】

三重県は14日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う独自の「緊急警戒宣言」を発出する。酒類を提供する飲食店などには営業時間の短縮を要請する方針。県全域の店舗を要請の対象とした昨年の緊急事態宣言時とは異なり、今回は対象地域を絞り込む。鈴木英敬知事が13日のぶら下がり会見で明らかにした。

県が独自の宣言を発出するのは、昨年の4月と8月に続いて3回目。県内で感染者が急増していることに加え、愛知、岐阜両県が政府の緊急事態宣言の対象地域に加わることを受けて発出を決めた。

営業時短要請の対象地域や短縮の時間は、14日午前の対策本部員会議で決める。要請に応じた店舗に協力金を支払う方針で、政府の臨時交付金や県費を財源とする。協力金の金額なども近く公表する。

また、県境を越える移動自粛の呼び掛けを、新型コロナ対応の特措法に基づく「協力要請」に引き上げる方針。大人数、長時間の飲食を避けるよう求めている協力要請には「昼食であっても」と追記する。

鈴木知事は「今が爆発的な感染拡大を防ぐ瀬戸際」と強調。現時点では緊急事態宣言の対象に県内を追加するよう政府に要請する予定はないとし、「そうならないよう最大限の努力をする」と述べた。

営業時短要請の対象地域については「愛知県や大阪府との行き来は県内でも差がある。店舗の集積も検討の対象になると思う」と説明。「全県一律というよりエリアを絞って効果を高めたい」と語った。