豚熱対策費に5億円超追加 三重県が補正予算案発表

三重県は12日、豚熱(CSF)など家畜伝染病の対策費として、約5億1400万円を追加する本年度一般会計補正予算案を発表した。15日の県議会開会会議に提出し、即日採決される。

昨年末に伊賀市内の養豚場で発生した豚熱の防疫措置にかかった費用が当初予算分を上回ったため、不足分の8100万円を計上。年度内に新たに豚熱などが発生した場合に備えて約3億3400万円を追加した。

養豚場の衛生管理を強化するための事業費約7800万円も盛り込んだ。消毒用の噴霧器など資材の購入費を半額補助するほか、小動物の侵入を防ぐ網や粘着テープの設置費も離乳豚舎ごとに一定額補助する。

このほか、ウイルスを媒介する野生イノシシの対策費として500万円を計上。感染イノシシが確認されている松阪市以北の農場周辺に捕獲用のわなを設置する。7市町の10農場ほどを想定している。

約1億9500万円は国の交付金や負担金で賄う。残りの約3億1800万円は財政調整基金を取り崩して対応する。補正後の基金残高は約99億8千万円となる見通し。