津 島橋さん油彩画29点 2年に1度の個展始まる 三重

【作品を紹介する島橋さん=津市中央の三重画廊で】

【津】絵画公募団体新制作協会会員の島橋宗文さん(80)=三重県四日市市鹿間町=の2年ぶりの個展が12日、津市中央の三重画廊で始まった。県内外の風景や身近な花など小品から大作まで油彩画29点を展示・販売している。17日まで。

島橋さんは元中学校美術教諭で同団体に50年以上出品し現在は会員。同画廊で2年に一度個展を開き今回が16回目となる。

森や田園、ため池など年々減り続ける身近な自然を残したいと描く「田園譜」のシリーズは、幼い頃大きく感じた湖の印象を再構成した200号の「湖沼の風景」を展示。さまざまな鳥が飛び交う藤前干潟や桜と紅葉が共演する豊田市小原地区の四季桜もある。

昨年は新型コロナウイルスの影響で公募展や指導する文化教室が休止に。代わりに自宅の周囲を散歩しながら目にした花や果実を、さまざまな描き方で作品にしたという。

島橋さんは「物や風景を通して自分の心の中の色を表出している。どんな状況でも心が健康であればできる」と話した。