県産米の魅力発信 知事、農家や高校生とオンライン対談 三重

【県産米のおむすびを食べる鈴木知事=三重県庁で】

新型コロナウイルス感染症などの影響で需要が減少している県産米の消費を喚起するため、鈴木英敬三重県知事は12日、県内の米農家や高校生らとオンラインで対談し、県産米の魅力を発信した。

県などによると、新型コロナの影響で外食産業を中心に米の需要が低下。昨年は全国的に生産が過剰だったため、価格が下落した。県外から米が流入し、他県の米と県産米の販売競争が激しくなっている。

対談は県庁を拠点にオンラインで実施。米農家や県ブランド米「結びの神」を生産する県立明野高(伊勢市)、相可高(多気町)の生徒ら17人が知事と県産米の販売状況などについて意見交換した。

伊勢市の米農家・宇野充浩さんは「近年は安定していた米の価格が下がって厳しい状況となり、今後が心配」と訴えた。鈴木知事は「生産者の皆さんと一体となって、消費拡大をバックアップしたい」と述べた。

相可高の生徒がおむすびの作り方を実演。参加者は各会場で作られたおむすびを一緒に試食した。鈴木知事はおむすびを手づかみで食べ「じかに米のありがたさを感じた。非常においしい」と味わっていた。

県は「おむすびの日」の17日に合わせ、16―31日に県内のスーパーなど量販店や小売店で販促キャンペーンを展開する。売り場で県産米をPRする動画を流し、県産米の特売を開催してもらう。