新型ウイルス 新たに23人感染 家族間での事例相次ぐ 三重

三重県は11日、10歳未満―80代の男女計23人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。年末年始に家族間で感染したとみられる事例が相次いだ。県内の感染者は延べ1586人となった。

県によると、新たに判明した感染者は桑名市で5人、大紀町で4人、伊勢市と伊賀市で各3人、鈴鹿市と津市で各2人、名張市、亀山市、志摩市、尾鷲市で各1人。名張、桑名、亀山、鈴鹿、志摩、尾鷲の6人は感染経路が分かっていない。

このうち桑名市の小学生男児1人を含む10代―50代の男女4人は同居家族。先月25日―今月4日まで埼玉県から帰省した別居家族の濃厚接触者として検査を受けていた。市は男児の小学校を12日に臨時休校とする。

大紀町では、8日に感染が判明した男子高校生の同居家族に当たる10代―70代の男女4人も感染。4人のうち、男子中学生と女子小学生が通う小中学校は13日まで臨時休校する。

また、桑名市の20代女性教員は県外の別居家族宅を年末年始に訪れた後に感染が判明。県は、この教員が勤務する施設の教職員や子どもの接触者調査を進めている。

クラスター(感染者集団)が発生した伊勢市の介護施設「正邦苑城田」では、新たに50代女性職員の感染が判明。この施設での感染者は11人となった。県は入所者の検査を終え、職員らの検査を進めている。

県内の医療機関で勤務する鈴鹿市の50代女性は、1日に名古屋市から帰省した別居家族の濃厚接触者として検査を受けて陽性と判明。県は勤務先で接触者調査を進めている。

県内で歯科クリニックを開業する伊勢市の60代男性歯科医も感染。1日に飲食した70代男性の感染が判明し、濃厚接触者として検査を受けた。県はクリニックで接触者調査を進めている。

尾鷲市では、介護施設に入所する80代女性の感染が判明。県は入所者や職員ら約20人の検査を進めている。