コーチングや人材育成で対談 プロ野球・倉野コーチと立命館大女子卓球部の川面監督、ライブ配信 三重

【YouTubeで対談をライブ配信する倉野さん(左)と川面さん=伊勢市内で】

ともに三重県伊勢市小俣町出身で、プロ野球福岡ソフトバンクホークスファーム投手統括コーチの倉野信次さん(46)と、立命館大女子卓球部監督の川面創さん(44)によるオンライン対談(伊勢市後援)が10日あり、プロ指導者の立場からコーチングの考え方や人材育成などについて意見交換した。

両氏は同じ小俣中学校出身の先輩、後輩の間柄。倉野さんはプロ野球選手として福岡ダイエーホークスで活躍した後、コーチに就任。一方の川面さんも卓球選手として活躍した後、監督の道を歩み、それぞれ指導者としてスポーツ界で人材育成に取り組んでいる。

倉野さんはオフシーズンのこの時期、講演活動を行ってきたが、コロナ禍で対面による講演会が困難な中、同じく指導者として海外でも選手育成に取り組んでいる川面さんと初のオンラインでの対談を実施した。指導者として第一線で活躍している両氏が、その指導方法や人材育成に対する考え方を幅広く知ってもらうことで、多くのスポーツ選手や指導者らに役立ててもらうのが狙い。

両氏はこの日、伊勢市内で対談し、その模様をYouTubeでライブ配信した。倉野さんは「コーチとして必要なスキルは、自分よがりの考え方を押しつけるのではなく、『伝える力』だ」と強調。川面さんも「選手それぞれの個性に応じたコーチングが重要だ」と応じた。

ネット配信は今回が初めてという倉野さんは「コロナウィルスの関係で講演会ができないのは残念だが、コロナ禍だからできることもある。ネット配信はスポーツ界にとっても指導者にとっても必要」と語った。

以前からオンラインを活用し、講演や指導を行ってきた川面さんは今回の対談について、「競技の垣根を越えて指導者が切磋琢磨し、アップデートする上でも意義があったと思う」と話した。両氏は今後も積極的に情報発信し、スポーツ界を盛り上げていきたいとしている。