振り袖やスーツ姿、喜びかみしめて 伊勢市成人式、感染対策を徹底 三重

【受け付け前に検温器で体温を測定する新成人ら=伊勢市岩渕1丁目のシンフォニアテクノロジー響ホール伊勢で】

【伊勢】三重県伊勢市は10日、同市岩渕1丁目のシンフォニアテクノロジー響ホール伊勢で成人式を開いた。新成人1204人のうち1003人が出席。色鮮やかな振り袖やスーツ姿の新成人らは、新型コロナウイルス感染対策が徹底された会場で新たな門出を祝福され、喜びをかみしめた。

本年度は式典の時間を短縮し、3部制で開催。出席者を入れ替える時に会場を消毒し、マスク着用や検温、手指消毒、間隔を空けての着席なども実施した。式典は新成人26人でつくる実行委員会が企画、運営を行った。

鈴木健一市長は「普段なら一歩前に出る勇気、失敗を恐れずにとメッセージを送るところだが、今年は『一歩引く勇気』を持ってもらいたい。コロナに感染しないことが私たちの命を守り、他の人の命を守ることにつながる」と呼び掛け、「皆さんの活躍をこれまで以上に心から祈っている」と激励した。

新成人を代表し、北条聖南さん(20)と山出尚輝さん(20)が「これからどのような人生を選択し生活していくか真剣に考え、新しい社会に向かって前進していきたい」などと誓いの言葉を述べた。

皇學館大学2年の木場本大知さん(19)は「コロナ禍で成人式を自粛する自治体もある中、伊勢市の若者に対する思いやりや計らいに感謝している」と話した。