三重県内1万8253人、大人へ一歩 20市町で成人式、コロナで規模縮小

成人の日(11日)を前に、三重県内20市町で10日、令和3年の成人式があった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、規模の縮小や複数回の実施など例年とは異なる方法での開催となった。前年に比べて227人少ない1万8253人が成人を迎えた。

県教委によると、大紀町が県内で最も早い2日に開催。10日までに県内23市町が成人式を実施した。明和町は県内で唯一、成人の日の11日に開く。東紀州地域の5市町は新型コロナの感染拡大を受けて、今月に予定していた成人式を延期した。

感染症対策のため、一部の市町は中学校区単位で複数回に分けて実施し、保護者の入場を断るなどして参加者の規模を縮小。政府が緊急事態宣言を出した1都3県在住の新成人や参加できない保護者向けにインターネットで式典の様子を配信する自治体もあった。

緊急事態宣言の対象地域に住む新成人を巡っては、「一生に一度なので節度を守って参加してほしい」という見方がある一方で「自粛を含めて特に慎重な判断をしてほしい」「居住地の知事からの要請に従ってほしい」と参加自粛の検討を促す自治体もあった。

また、県内で感染者が急増したことを受け、年明け以降に対策を強化した自治体もみられた。川越、木曽岬両町は当初認めていた保護者の参加を見送った。伊賀市はホームページで「式前後に新成人が集まって会食することは絶対に行わないように」と呼び掛けた。