レーシングコースで門出祝う 鈴鹿市、サーキットで成人式 三重

【コロナ対策で声を出さずに国歌斉唱する新成人ら=鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキット国際レーシングコースで】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市は10日、同市稲生町の鈴鹿サーキット国際レーシングコースで成人式を開き、新成人の新たな門出を祝った。

新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の一環として、会場を例年の市民会館から、屋外の同レーシングコースグランドスタンドに変更。同サーキットでの開催は、平成20年に成人式実行委員会の要望で実施して以来、2回目となる。

市の今年の新成人は男性1156人、女性1101人の計2257人(令和2年12月14日現在)。

公募の新成人4人が実行委員となり、昨年7月から企画や運営に携わった。今年は「心身の健康を第一に、一人一人が彩り豊かな夢を想い描き、目標に向かって歩んでいけるように」との願いを込めた「夢描想彩(むびょうそくさい)」をテーマに実施。

会場には振り袖やスーツ姿の新成人が大勢集まり、式典にはそのうち約1700人が出席した。

コロナ対策の一環で、全員が声を出さずに国歌斉唱した後、末松則子市長は式辞で「若くて柔軟な想像力と発想力で明るい未来を切り開き、鈴鹿市の持続可能な発展のためにも力を発揮して」と激励。

そのほか、「今年はコロナ禍での開催。自覚を持った行動で、式典後は大人数や長時間の飲食の場への参加は自粛して欲しい」と呼びかけた。

新成人を代表し、鈴鹿高専電子情報工学科四年の岡田雄勢実行委員長(20)=同市加佐登町=が「どんな時であっても自分の夢を持ち続け、たくさんの色にあふれた自分ならではの人生を送りたい」と誓いの言葉を述べた。