三重高校男子弓道部が東海Ⅴ 全国逃すも気持ち切り替え、次の目標はインターハイ

【東海高校選抜で優勝した三重高校弓道部男子部員ら(後列)。全国高校選抜県予選会で優勝した女子部員らと記念撮影=2020年12月、松阪市内で】

三重県松阪市の三重高校男子弓道部は新たな気持ちで新年を迎えている。昨年11月の県大会で連覇を逃し、12月の全国高校選抜への連続出場を逃したが、県大会から2週間後の東海高校選抜で優勝した。主将の西浦康平(2年)は「全国に行けない、悔しい気持ちが大きかったが東海大会へ気持ちを切り替えて頑張ることができた」と振り返り、次の目標に今年夏開催の全国高校総体(インターハイ)を掲げる。

3人制の団体戦。新型コロナウイルスの感染予防のため、ウエブ会議システム「ZOOM」を活用したリモート形式での開催となった。東海4県から出場の男女各8校がオンラインで映像をつないで競技を行い、三重を始め県内の学校は津市の三重武道館で弓を引いた。

1回戦で富士宮西(静岡)を8―6、準決勝で多治見工(岐阜)を8―6で下すと、決勝で岐南工(岐阜)に5―4で競り勝った。いずれも接戦で、「気楽に引けると思っていたが(オンラインで)音も聞けるし他会場の結果がリアルタイムで分かりいつも通り緊張した」(西浦主将)が、抜群のチームワークで無敗を保った。

県大会は、優勝校の伊賀白鳳(伊賀市)と同点の末、競射で敗れたことが最終順位に影響した。その反省から、東海大会では「競射に行く前に勝つ。誰かが外しても誰かがカバーする」(西浦主将)意識が全員で徹底できたという。インターハイの切符も全員でつかむ。「インターハイは5人立ちになるので、あとの2人とのチームワークを作り全国大会でも結果を残す」と意気込む。