大正の竈で児童ら料理 亀山、炊き込みご飯など3品 三重

【火吹き竹で火をおこす児童らを見守る松田店主(左端)=亀山市関町新所の会津屋で】

【亀山】三重県亀山市関町新所、旧東海道沿いの重要伝統的建造物群保存地区「関宿」にある和食店「会津屋」(松田ゆかり店主)で8日、いまも同店で使用している大正時代の竈(かまど)を使った料理体験があり、地元関小学校区の学童保育所「さくら」と「すみれ」両クラブの4―6年生児童計12人が参加した。

体験はこれまで、大人を対象に数回開いたが、今回は初めて子どもを対象にした。両クラブの施設外保育行事の一環。昭和20年代まで日本のほとんどの家庭で行っていた、土間にある竈にまきをくべて炊く、煮る、蒸すなどの料理を子どもらに知ってもらうのが狙い。

この日の料理は、竈に炭とまきを入れ、火吹き竹で火をおこし、サツマイモの炊き込みご飯と蒸かし芋、七輪で焼き芋―の計3品を試みた。

小学5年生の堤和哉くん(10)は「火吹き竹で火をおこすのが楽しかった。電気やガスを使わずに時間をかけて料理をしていた昔の人はすごい」と話していた。松田店主は「大人だけでなく子どもにも体験してほしいと思っていた。子どもたちに楽しんでもらえてよかった」と見守っていた。