玉城町 加賀友禅など7点 玄甲舎で染の着物展示 三重

【優美な染の着物を展示した会場=玉城町佐田の玄甲舎で】

【度会郡】三重県玉城町の指定文化財「玄甲舎」=同町佐田=で、愛知県有松・鳴海地方の伝統工芸「有松鳴海紋り」の技法を駆使した着物など染の着物7点が展示されている。18日まで。火曜日は休館。

昨年8月に同町在住の女性が「伝統工芸を後世に残したい」という思いで収集していたつむぎや染の着物、帯など約120点を町に寄付した。中西章教育長によると、教育委員会は女性の思いを着物の展示という形で引き継ぎ、伝統工芸の素晴らしさをたくさんの人に伝えようと同展を企画したという。

会場には、絵画調の優美な柄を手書きした加賀友禅の黒留袖や、中国の繊細な刺しゅうを施した訪問着などと一緒に帯も展示され、日本の伝統工芸が持つ「和の美」を感じることができる。着物の刺しゅうや柄がよく分かるように拡大鏡も設置している。

入館料は大人200円、高校生以下無料。展示期間中に着物で来場すると入場料が半額になる。問い合わせは町教委=電話0596(58)8212=へ。