
【尾鷲】三重県尾鷲市の尾鷲湾で8日、蜃気楼(しんきろう)の一種で、島が海面から浮いたように見える「浮島現象」が発生した。
海水温と大気中の温度差が大きいときに、光の屈折により見られる現象。
県立熊野古道センター(同市向井)職員で気象予報士の橋本博さん(53)は「春や秋にも見られるが、特に冬に見られることが多い」と話す。
津地方気象台によると、この日は尾鷲市でマイナス0・8度を観測し、今季最低気温となった。
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