目標は世界選手権 レスリング、いなべ総合高・藤波さん 四日市市長ら表敬 三重

【全日本選手権初優勝を森市長らに報告した藤波朱理さん(右端から2人目)、左隣は父の俊一さん=四日市市役所で】

【四日市】昨年12月20日に都内で開催されたレスリングの全日本選手権女子53キロ級で初出場初優勝した三重県立いなべ総合学園高校2年で四日市市立西朝明中出身の藤波朱理さん(17)が6日、四日市市の森智広市長、早川新平市議会議長を訪ねた。

金メダルを携えて大会の様子を報告した藤波さんは、世界大会のメダリストらを退けての優勝への感想を「その時はうれしかったが、今の気持ちは次に向かっている」と話し、次の目標に今年10月開催予定の世界選手権を掲げた。

父の俊一さんは在学する高校の監督で、兄の勇飛さん(ジャパンビバレッジ)は2017年世界選手権男子フリースタイル70キロ級銅メダルとレスリング一家に育った。幼い頃から磨いたタックルを武器に中学2年から負け知らずだ。

シニア大会デビュー戦だった今大会も3試合無失点を維持して完勝。初戦で久居高校出身で、17、18年の世界女王、奥野春菜さん(至学館大)、決勝で19年世界選手権55キロ級銀メダルの入江ななみさん(ミキハウス)を下した。

世界選手権の代表に選ばれるには明治杯全日本選抜選手権で再び優勝することが条件になる。今後の課題に「筋力、体力の強化」を挙げると、同行した父の俊一さんも「今回は運良く勝たせてもらった。まだまだやることはある」と気を引き締めていた。