
JAグループ三重の新春賀詞交歓会が6日、三重県津市羽所町のホテルグリーンパーク津であった。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、今年は参加者を例年の半数以下に絞って実施した。
JA三重中央会の谷口俊二会長は県内のJA役員ら約40人を前に「新型コロナウイルス感染症や豚熱、鳥インフルエンザへの対応は必須。組合員らが安心して営農できるよう環境整備に取り組む」と述べた。
来賓の鈴木英敬知事は、昨年末に伊賀市の養豚場で発生した豚熱に触れ「JAいがふるさとの協力で殺処分と埋却の完了が当初の予定より早く終わり、スムーズに防疫措置が進んだ」と謝辞を述べた。
今年の賀詞交歓会は感染症対策のため、例年式典後に開いていた立食パーティーを取りやめ、会全体を30分ほどで終了するなど規模を大幅に縮小。来賓として鈴木知事や県議会の日沖正信議長らが出席した。