コロナ禍の観光促進考える 伊勢市長が年頭会見 三重

【年頭会見に臨む鈴木市長=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県の鈴木健一伊勢市長は6日、年頭の記者会見に臨み、「ウィズコロナに備えた観光客の受け入れ環境の促進に加えて、観光以外の産業促進にも再度力を入れていく必要がある」と新年の抱負を語った。

市や神宮司庁のまとめによると、昨年1年間の伊勢神宮内宮・外宮の参拝者数は前年比56・9%の553万7811人(前年比419万1805人減)で、平成17年以来15年ぶりに600万人を下回った。

また市内の三が日の参拝者数についても、伊勢神宮が17万525人(前年比38万9795人減)、二見興玉神社が7万590人(同6万2120人減)と共に過去最低の数字となった。

新型コロナウイルスによる感染拡大による外出自粛や防止対策が影響したと分析しており、鈴木市長は「20年前からほぼ毎年内宮周辺を見てきたがこれほど人が少ない現状は初めて。観光基盤のてこ入れをしないといけないと強く感じた」と所感を述べた。

そのうえで新年に向けて、「コロナ禍での受け入れ環境整備を掘り下げる必要があり、神宮に寄り添った歴史文化の魅力を考えていきたい。また社会的に弱い立場のケアもしっかりしていく必要がある」と語った。