国交相、支援策強化を検討 県内観光事業者と意見交換 三重

【あいさつする赤羽国交相=津市新町1丁目で】

赤羽一嘉国交相は6日、三重県津市新町一丁目のプラザ洞津で、県内の観光事業者と意見交換した。出席者らは新型コロナウイルスの感染拡大による窮状を訴え、赤羽氏は支援策の強化を検討する考えを示した。

中部運輸局によると、意見交換には観光協会や交通事業者など14団体の代表が出席。赤羽氏は感染拡大に伴う観光事業者への影響を把握するため、全国各地を訪れている。この日は来県後に静岡県も訪れた。

意見交換は赤羽氏のあいさつを除いて非公開。赤羽氏は「観光事業者は大変厳しい状況に置かれている。皆さんから率直な意見を聞かせてもらい、できるだけ政策に反映して支援していきたい」と述べた。

出席者らは「宿泊施設の予約がキャンセルの嵐になっている」などと、政府の観光支援策「GoToトラベル」の一時停止による影響を訴え、地域を限定しての再開や来年度以降の継続を求める声が上がった。

赤羽氏は「GoToトラベルを来年度以降も続けるのは厳しい面もあるのではないか」との考えを示しつつ、地域活性化や地方創生に向けて「安全安心な旅の定着に向けて取り組む」と述べたという。

また、鈴木英敬知事は年末年始の観光入り込みが大幅に減少したと報告し、感染状況に合わせた柔軟な支援や資金繰り支援の強化などを要望。赤羽氏は「しっかりとやっていく」と返答したという。

鈴木知事は意見交換後の定例記者会見で「赤羽大臣には踏み込んだ支援策にも言及していただき、力強く感じた。県内事業者も意見を真摯(しんし)に受け止めてもらったと感じていると思う」と述べた。