記録改ざん、70万円詐取 三重大元准教授を再逮捕 津地検

未使用の薬剤を使ったように麻酔記録を改ざんし、社会保険や国民健康保険の団体から約70万円をだまし取ったとして、津地検は6日、詐欺の疑いで、三重大付属病院(三重県津市)臨床麻酔部の元准教授、境倫宏被告(48)=公電磁的記録不正作出・同供用罪で起訴=を再逮捕した。

逮捕容疑は令和元年8月上旬から昨年2月下旬までの間、患者約50人分の麻酔記録を改ざんし、未使用の薬剤「オノアクト」を使用したかのように見せかけ、社会保険などの団体から約70万円をだまし取った疑い。地検は認否を明らかにしていない。

三重大は昨年10月、境被告を懲戒解雇。境被告は第三者委員会の調査で改ざんの動機について、上司の亀井政孝容疑者=第三者供賄容疑で逮捕=が推奨するオノアクトを積極的に使用しているように装い、気に入られたかった旨を述べたという。地検は同容疑者の関与について捜査している。