「心傷風景」題材 アート作品展示 南伊勢町で宇高さん 三重

【「心傷風景」をテーマに制作した作品と宇高さん=南伊勢町五ケ所浦の伊勢現代美術館で】

【度会郡】三重県南伊勢町五ケ所浦の伊勢現代美術館で、志摩市大王町波切の美術家、宇高明さん(65)の個展が始まり、空間を一つのアート作品として表現するインスタレーションや平面作品が展示されている。5月9日まで。火・水曜日、28日は休館。

愛媛県出身の宇高さんは大阪芸術大学を卒業後、働きながら作家活動を続け、各地で個展を開催。現在は同市を拠点に、壁材など建材を用いた作品制作に取り組んでいる。

今回は壁を画面に「心傷風景」がテーマの7点を出展。作品には壁材を塗って着色し絵肌の質感にこだわったほか、カッターナイフで表面を傷付けテーマに沿った作品に仕上げた。高さ約1・8メートルの立体作品20点を斜めに展示したインスタレーションは、「破壊と再生」を表現。壁の向こうやすき間をイメージした縦4メートル、横1メートルの作品なども目を引く。

宇高さんは「空間をどう表現するか考え、初めて制作した立体作品を見てもらいたい」と話した。

入館料は一般700円、中高大学生500円、小学生以下無料。問い合わせは同館=電話0599(66)1138=へ。