リニア駅を亀山に 三重県、JRに誘致要望へ

三重県は4日、令和19年の開業を目指すリニア中央新幹線の名古屋―大阪間について、県内駅を亀山市に誘致すると発表した。年内に具体的な駅位置を決定する方針。県などでつくる建設促進県期成同盟会として、来年中にもJR東海に要望する。

県によると、県期成同盟会は昨年7月から、各市町に対して誘致の意向を確認してきた。昨年末の締め切りまでに意向を示したのは亀山市だけだったという。有識者らの意見を踏まえて亀山市内で候補地の範囲を決定した上で、JRに設置を要望する。

JR東海は名古屋―大阪間の中間駅を三重、奈良両県に1カ所ずつ設置する方針。環境影響評価(アセスメント)手続きの開始段階に当たる「配慮書」で、詳細なルートや駅位置を示すという。令和5年ごろまでに環境影響評価の手続きに着手する見通し。

鈴木英敬知事は4日、報道各社の取材に「亀山市以外から手が挙がっていないという意味で、かなり方向性がついたと思っている。今後は亀山のどこにするかを亀山の皆さんと相談し、期成同盟会での決議やJR東海の要望に持っていきたい」と述べた。