希望、思いやり持ち業務を 知事、県職員に年頭あいさつ 三重

【年頭のあいさつを収録する鈴木知事=三重県庁で】

鈴木英敬三重県知事は4日、職員への年頭あいさつに臨んだ。天皇皇后両陛下が元日に公表されたビデオメッセージに盛り込まれた「確固たる希望」や「思いやり」を持って業務に当たるよう職員に呼び掛けた。

県によると、例年の年頭あいさつは県庁の講堂に幹部職員を集めて実施しているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止を目的に中止。代わりに庁内で録画したあいさつの映像を職員向けに配信した。

鈴木知事はあいさつで、年末年始も新型コロナウイルスと豚熱の対応に当たった職員らに「県民の命や暮らしを守るため、オール県庁で支え合い、前に進んでくれた」と感謝とねぎらいの言葉を述べた。

その上で、感染拡大防止対策や経済の再生などを課題に挙げて「県民の命と暮らしを守るために万全の対策を講じることが最優先。全職員が当事者意識をもって全力で対応に当たってほしい」と述べた。

今年の三重とこわか国体・三重とこわか大会(全国障害者スポーツ大会)については「明るい未来が来るという確固たる希望が持てるよう、三重から日本中に発信できる大会にしよう」と呼び掛けた。

4月に設置するデジタル社会推進局(仮称)は「単にデジタルを導入する改革ではない。誰一人取り残さず、県民に幸福を実感してもらえる社会をつくる改革だ」とし、積極的に取り組むよう求めた。

また、今年は東日本大震災と紀伊半島大水害の発生から10年がたつことを踏まえて「大災害を教訓とした対策がしっかりと講じられているかを点検し、改めて防災減災対策を加速させたい」と語った。