玉城町「やさしさ」まちづくり宣言 職員や町民、活動広がる 三重

【庁舎前に設置された「『やさしさ』と『おもいやり』あふれるまちづくり宣言」を周知する看板=玉城町役場で】

【度会郡】新型コロナウイルス感染拡大を受け、今年8月に「『やさしさ』と『おもいやり』あふれるまちづくり宣言」を行った三重県の玉城町。コロナ禍を乗り越えようと、町職員や町民らも自分たちのできることに取り組み、活動の輪を広げている。

宣言後、職員の名刺や名札を首から掛けるネックストラップ、庁舎前に設置した縦約2メートル、横約46センチの看板や縦約8・5メートル、横約85センチの懸垂幕に宣言の内容などを記載し、来庁者に同町の思いを伝えている。

職員にアルコールスプレーを配布し、業務で町民の家や現場を訪れる際に消毒するなど感染対策にも力を入れていて、人の往来が多い地元の駅にペダル式のアルコール消毒液を設置する計画もあるという。

また、町内の小中学生はコロナ禍で自分のできることやどのように行動するべきかを考え、各校で取り組みを実施。ボランティアや各種団体、企業などでつくる「元気ですたまき委員会」(町社会福祉協議会)は、町民らの宣言動画「元気でやさしいたまき人宣言」を撮影し、ケーブルテレビなどで放送している。

総務政策課地域づくり推進室の中川泰成室長(47)によると、町は感染給付金、自宅待機者等応援サービス、感染症検査費用補助など感染者らの生活支援対策に力を入れていくとし、「宣言が町民の取り組みにもつながっている。町としてもきめ細かい対応をしていきたい」と話した。