高校サッカーあす初戦 海星、初の全国1勝目指す 三重

【海星の選手ら】

第99回全国高校サッカー選手権大会は31日から来年1月11日まで首都圏で開かれる。47都道府県の代表48校(東京から2校)が出場し、4大会ぶり2回目の三重県代表・海星は、浦和駒場スタジアムで31日午後2時10分キックオフの1回戦で、鹿島学園(茨城)=4大会ぶり9回目=と対戦し、選手権では初の全国1勝を目指す。

初戦の相手の鹿島学園はDF陣が身長180センチを超え、前線もテクニックのある選手がそろう。「パワーもあるしテクニックもある」と警戒する主将のDF服部舜は「1人でも手を抜いたらやられる」と気を引き締める。

「県予選も粘り強い守備からチャンスをものにしてきた」(服部)。第98回大会ベスト8の四日市中央工を下した全国高校選手権三重大会準々決勝は、先制点を奪われながら同点に追いつき延長PK戦を制した。選手権の予選で四中工に勝ったのは初めてで選手らの大きな自信になった。

三重大会で大会MVPを受賞したMF長嶋叶翔が中盤で攻撃を組み立て、突破力のあるサイドの選手に展開し、裏に抜けるプレーの得意なFW和田涼雅らが得点する。2018年から県高校ルーキーリーグを2連覇するなど入学当初から優れた技術を持っていた選手らで地道な体作りを経て攻撃のスピードも上がった。

初出場した第95回大会は1回戦で聖和学園(茨城)に終了間際に2点を奪われ0―2で初戦敗退した。「もう『惜しかった』では終われない」と青柳隆監督。四中工戦で同点弾を決めた和田は「自分の仕事は点を取ること。チャンスで決めたい」と力を込める。