津の辰水神社 ジャンボ干支登場 五輪メダル願い金色の牛 三重

【完成したジャンボ干支を引き地域を練る子どもら=津市美里町家所で】

【津】三重県津市美里町に新年を告げる「ジャンボ干支(えと)」が29日、同町家所の辰水神社に登場した。来年の干支「丑(うし)」をモチーフにした全長3・6メートル、高さ2・2メートルの金色の牛。令和3年2月末頃まで展示する。

地元の30―70歳代の住民ら30人で作る「ふるさと愛好会」が地域活性化を目的に鉄骨と発泡スチロールなどで制作しており今回で36体目。市の地域かがやきプログラム事業で材料費の一部を支援している。

今年は11月22日から約1カ月かけて完成。来年に延期された東京五輪でメダルを願う金色で、コロナ禍の不安を吹き飛ばす力強い姿形にしたという。

この日は午前9時頃から地元の小学生ら約30人が地区内を引き練りした後、日頃同神社の石段でトレーニングを積む硬式野球チーム「津リトルシニア」の中学生12人が約200キロのジャンボ干支を神社前のくぐり門に設置した。

同チームの近藤大嗣主将(14)は「重たいけど楽しい経験。今年は何もできなかったので来年はコロナを気にせず野球ができるといい」と話した。

同会は今年、疫病をはらうとされる妖怪アマビエも制作しており、増井公生代表(72)は「コロナが終息しオリンピックが無事開催されるといい」と期待を込めた。