伊勢醤油を内宮に奉納 一年の感謝を込め 三重

【伊勢醤油の樽を担いで宇治橋を渡る参列者=伊勢市の伊勢神宮内宮で】

【伊勢】三重県伊勢市宇治中之切町のしょうゆ製造販売「伊勢醤油本舗」は28日、1年の感謝を込め、伊勢神宮内宮に「伊勢醤油」を奉納した。

伊勢醤油は、県産の丸大豆や小麦を原料にした同社の看板商品で、伊勢地方独特のたまり醤油のうま味と濃い口醤油の風味を生かした味わいが特徴。1年の終わりに、伊勢神宮へ絞りたての伊勢醤油の奉納を続け、29回目となる。今回は新型コロナウイルス感染対策として、例年より参列者を減らすなど規模を縮小して実施した。

小雨の中、紋付羽織姿の三林憲忠会長と上野毛戸宏社長を先頭に、社員ら約30人が参列。しょうゆ樽(72リットル入り)5個と一升瓶2本を担いで宇治橋を渡り、神楽殿へ納めた。前日には外宮へ奉納した。

三林会長は「大豆が豊作で、しょうゆの仕上がりも順調。コロナ禍でいい話題が少ない1年だったが、来年は明るい年が迎えられるよう願いたい」と話していた。