高校スポーツ 全国大会佳境に  練習に加えコロナ対策 三重

【全国大会出場前に養護教諭から感染症対策の講義を受けるいなべ総合学園高校の生徒ら=16日、いなべ市内で】

首都圏を中心に新型コロナウイルスの感染が再び広がる中、高校スポーツの冬の全国大会が佳境を迎えている。三重県内から出場する各校は大会に備えた練習に加え、感染症に気を揉む異例の冬を迎えている。

東京体育館などで23日開幕の全国高校バスケットボール選手権に出場したいなべ総合学園高校(いなべ市)女子バスケットボール部の選手、教員らは出発まで1週間を切って同校が企画した感染対策の講義を受けた。

講師を務めた養護教諭と基本的な対策を確認したほか、素材で異なるマスクの性能など学んだ。講義を見守った早川巌校長は「宿泊を伴う大会は感染リスクがある。念には念を入れてと言う思いで開いた」と話した。

他の学校も大会期間中利用する宿泊施設を大部屋から少人数の部屋に変えたり、移動用の車両を大型バスにするなど例年と違う対応を取るが不安はつきない。

28日に大阪・東花園ラグビー場で全国高校ラグビー大会の初戦を迎える朝明高校(四日市市)ラグビー部監督の保地直人教諭は学校生活での見守りのほか、部員の一部が生活する寮へ消毒液の補充や換気設備の点検のため毎週通う。

「感染者を出したら終わり。選手らには、いつ活動できなくなるか分からない。毎日ラストと思って練習しようと話している」と、厳しい表情で話した。