伊勢 稲わらの筆で書画制作 爪橋さんと生徒が作品展 三重

【稲わらを筆にして制作した書画と爪橋さん=伊勢市宇治今在家町の茶房山中で】

【伊勢】伊勢市宇治今在家町の茶房山中で、稲わら書画「浄心流雲龍」宗家の爪橋浄香さん(83)=伊勢市円座町=と生徒14人の作品展が開かれている。来年1月31日まで。28日、1月15、29日は休み。

爪橋さんは玉城町玉川にある教室「竹光庵」で華道や茶道、和裁など日本の伝統文化を生徒らに伝えるとともに、稲わらを筆にして作品を制作。「浄心流雲龍」と名付けて商標登録している。

19回目となる同展には、1回目の収穫の後に生える二番穂「ひこばえ」を束ねた筆に墨を付け、自分の書きたい字を自由に表現した17点を展示した。

爪橋さんは、「無生心」の文字や金色の絵の具を使って力強く描き上げた風神と雷神を出展。高2―60代の生徒らが躍動感いっぱいに仕上げた「和」「歩」「縁」「風」「儚」なども目を引く。

爪橋さんは「皆さんの個性が出ている作品を見てもらえれば」と話した。